CanSat Project

 

缶サットプロジェクト

 

 缶サット(CanSat)とは小型衛星と類似の技術を使用して作る,飲料水の缶サイズの模擬人工衛星です.ロケットに搭載し,右の図のような過程でパラシュート開傘と同時に放出され,回収されます.2015年に新たに始動したプロジェクトです.まだ試作レベルですが,ロケットに乗せられるように努力を重ねています.

 

・カンサットとは

 カンサットとは空き缶型の小型模擬人工衛星のことです.Can Satelliteの略称.カンサットには電源,GPS,通信機器,記録装置,姿勢制御機器などが組み込まれており,これらを制御する際,宇宙探査において衛星や探査機を開発する際に必要な技術が用いられています.このことから,学生などが宇宙開発に必要な技術力を得るための開発練習などに用いられています.様々なミッションを設定してカンサットを用いることで,宇宙でなくとも安価で気軽に衛星,探査機の実験を行うことができます.

 また,宇宙開発には軽量化,小型化は必須であり,競技規定にカンサットの機体を収めるように設計,製作することもカンサットの醍醐味です.

 

・ランバックコンペティション

 ランバックコンペティションとは多種にわたるカンサット競技の一つであり,小惑星などでの探査を想定したものです.あの"宇宙兄弟"に登場していたことで有名です.図のように探査機としてのカンサット(以下ローバーという)を搭載したロケットなどから空中でローバーを放出します.そして着地地点から目標地点まで自立制御によって走行するといった過程によって成り立っています.

 ランバックにおいて重要な点はローバーを着地時に破損させないこと,そして着地時から目的地までの間で試料やデータを回収し,障害物を避けて完走することです.どのようにデータを回収するか,ローバーの走行形式をとるかなどに工夫のしようがあります.